「主に弁当で使われる、草を模した仕切りの名称は?」
という趣旨の問題。
僕の知識では「バラン」だったんだけど、出題者が用意していた答えは「バレン」。
そんなバカな、と思ってネットで調べてみたんだけど、個人ブログなどで「バレン」と呼ぶケースもあったものの、ほぼ全ての情報は「バラン」で統一されていました。
(ちなみに、バレンとは、版画で、絵の具を塗った木にあてがった紙をこする道具の名前でもある)
この場合、バランを正解にする、もしくはバラン・バレン両方を正解にするのがスマートなのではないかと思います。
このようなことになった原因はおそらく、問題作成時に裏取り(想定した答えが正しいかどうかを検証すること)をしなかったためなのではないかと。
クイズの答えが間違っていた、というのは大変カッチョ悪いので、たとえ頭の中にある記憶に自信があったとしても、本やネットなどで裏付けをとるとよいと思います。
と言うのも、僕も過去に裏取りが甘かったせいで誤った答えを用意してしまったことがあったのですね。
第7回湖風夏祭(2004年6月)で行われたクイズ企画「○×甲子園」において僕が作成した、
「広末涼子、篠原涼子、米倉涼子。3人とも本名である」
という問題。
この時、用意していた答えは○だったんだけど、2004年6月の時点では、広末涼子はモデルの岡沢高宏と結婚していたため、本名は「岡沢涼子」だったのである。
時代の移ろいにあわせて正解が変わってくる問題というのもあるのです。
(この記事を書いている時点で、広末涼子、篠原涼子の本名は「井筒」「市村」である)