あくまで僕個人が思ったことですよ。
日程に西暦が書かれていない
ほぼ全ての学祭ページでは、トップページで「第16回湖風祭は11月12,13,14日(金土日)に開催します!」といったように日程が紹介されています。それ自体は大変ありがたいのですが、西暦が記載されていないと「この情報は今年のものなのか?それとも前年の情報が更新されないまま残っているだけなのか?」と思ってしまうのですね。
そのため、「今年の11月12日は金曜日だからこの情報は今年のものだ」というふうにわざわざ確認しなければいけません。
お客さんは、自分が足を運ぼうとしている学祭が第何回目かというコトはほとんど意識していないと思うので、日程の項目には西暦か年号が記載してあるとすごく助かります。
年度によってURLが変わる
独自ドメイン(湖風祭公式ページの「http://www.kofoo.jp/」のような、有料で使用できるURL)を取得していないページにおいてよくあるように思うのですが、それぞれの年度でその代の実行委員が独自のページを制作するため、公式ページと呼べるものがいくつも存在する場合があります。Googleなんかで検索した際に、過去のページが上位に表示されたりするために、今年の情報を調べることができない、といったことにもなりますので、ぜひ公式ページのURLは代々受け継いでみてはいかがでしょうか。
内輪用語や略称が多用されている
どこの実行委員会にも、仲間内でしか使わないようなコトバが存在するものです(もちろん湖風祭実行委員会も例外ではありません)。また、実行委員会内に限定されなくても、そこの学生でなければ分からないコトバ(主に学内の建物名)も存在します。それらがごく自然にウェブサイト内に記載されていると、部外者が読んだ時に「?」となってしまう可能性があります。この、身内ネタに走る傾向は、特に実行委員紹介ページにおいて顕著なように感じます。
企画が「実行委員会企画」と「有志企画」とでグループ分けされている
さまざまな企画が催される学祭ですが、それらが「実行委員会が開催する企画」と、学内のサークルなどが開催する「有志企画」とに分けられて紹介されていることがあります。確かに、実行委員にしてみれば、自分たちが頑張って考えた企画は特別なものであり、アピールしたいという思いがあるのでしょうが、おそらく、多くのお客さんは「誰が開催するか」ではなく「何が開催されるか」を気にされるのではないかと思います。企画は、開催される場所、もしくは時間で整理されていると、学祭の全体像がつかめやすい気がします(その上で、各企画の主催団体を記載すればOK)。
まとめると…
「客観的な視点で作られていないウェブサイトは分かりにくい」ということです。上記の4点はすべて、当事者である実行委員は当たり前のように知っていることだけど、僕たち外部の人間はほとんど知らないことをそのまま反映している結果なのだと思います。
ウェブサイトは、パンフレットやビラと同じように広報の一環であるということを忘れないでくださいね。
あともう一つ、
学祭当日になっても情報が掲載されない
そこの学校に通う学生や近隣の方々は何かしらの方法で情報を知ることができるのでしょうが、インターネットが情報源の僕なんかは困ってしまいます。学祭が近づくにつれて忙しさは増すでしょうから、情報の更新は早めにするといいかもしれませんよ。
ちなみに、僕自身も偉そうなコトを言える立場ではなく(厳密には湖風祭実行委員会の部外者ですし)、当ファンサイトにおいても、お客さんにとって分かりにくい箇所が多いかもしれません。その辺りはなるべく改善していくよう心がけていきますので、今後ともよろしくお願いします。